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大雪山山守隊の岡崎さんによる講習会

環境省のグリーンエキスパート事業として近自然工法を用いた歩道整備の講習会が開かれ我々トレアソのメンバーも参加させていただきました。講師は大雪山山守隊岡崎さん。1年ほど前から岡崎さんから教えをいただきたいと思っていて、念願叶って今回実現しました。

講習会は3日間。会議室での座学やディスカッション、フィールドワークといった内容で、非常に学びが多く溢れ出るほどの情報量と濃い内容でした。


そんな3日間だったので全ては伝えられませんが、心に残った事、大事にしていきたい事を少し書こうと思います。

登山道を含めた山岳保全の問題は環境問題でもあり社会問題であったということを認識しました。問題は自然公園の管理構造、体制によるところが大きく、解決に向けて、関係者が繋がり、様々な環境を作り、それを継続させることが重要とお話がありました。今回、トレアソのような民間の団体と、関係する行政の方のご参加があり、活動を進めていくにあたってのディスカッションも出来ました。まだまだ課題は多いですが、行政の仕組みには不明なところが多かったので紐解かれていくように希望も見えた時間でした。



また、突き詰めていくべきは生態系だという事。道が崩れているというよりか生態系が崩れているという事。道を補修しているというよりかは生態系を復元していくという事。それには生態系から学ぶという事。これらを3日間で理解したかというとそうではなく、どうやら奥深い世界に足を踏み入れた事は確かなようです。その分これからが楽しみと思えました。



この3日間をしっかりと落とし込み、課題は山積みではありますが一つ一つ丁寧に進めていきたいと思います。3日間の開催にご尽力いただいた環境省と講師の岡崎さん、またゲストとしてお越しいただいた富士トレイルランナーズ倶楽部の三浦さん、参加者の皆様、ありがとうございました。引き続きのお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします。


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